【お知らせ】
新型コロナウイルスの感染・拡散予防のため、サンシャイン水族館本館と特別展「いきもの×光×色=イキモノアート展」は臨時休館となっておりますしたが、6月8日から営業を再開いたします。
またパフォーマンスや有料イベントが休止となっております。
<パフォーマンス>
ペンギン・フィーディングタイム
アロワナ&ドラド・フィーディングタイム
ペンギン・ダイビングタイム
ペンギン・ヒーリングタイム
ペリカン・フィーディングタイム
カワウソ・グリーティングタイム
カワウソ・プレイングタイム
アシカ・パフォーマンスタイム
アシカ・フィーディングタイム
水中パフォーマンスタイム
いきものトーク
カワウソの散歩
<有料イベント>
探検ガイドツアー
サンシャインラグーン水槽エサやり体験
<そのほか>
館内における解説員の配置
詳しくは公式の案内をご覧ください。
休止のイベントの案内を含む、営業再開について:https://sunshinecity.jp/aquarium/news/entry-13367.html
整理券の配布について:https://sunshinecity.jp/aquarium/news/entry-13870.html
年間パスポートについて:https://sunshinecity.jp/aquarium/news/entry-13760.html
【コツメカワウソ、ラジャの誕生日についてはこちらから飛べます】
【カリフォルニアアシカ、パコの誕生日についてはこちらから飛べます】
【「いきもの×光×色=イキモノアート展」についてはこちらから飛べます】
家族でのお出かけや恋人とのデートの行き先として「水族館」を選ばれる方も多いと思います。
今回の記事では東京の都会、池袋にある水族館
「サンシャイン水族館」の見どころをトップテン形式でご紹介!
サンシャイン水族館は大人をターゲットに作られた水族館なので、大人目線でも楽しめるポイントがたくさんあります!
年間パスポートを持っていて週に2、3回はサンシャイン水族館にいくライター『あざらし』が、実際に水族館におじゃまして、水族館内を撮影させていただいたり、飼育スタッフの方にインタビューをさせていただきました!
2019年のサンシャイン水族館は空前のベビーラッシュ!中には日本で2例目のとても珍しい赤ちゃんもいます。
そんな可愛いベビー達の情報もご紹介。
当日チケットカウンターに並ばずに入場出来る「前売り電子チケット」のご購入はこちら
・第1位 ケープペンギン
・第2位 バイカルアザラシ
・第3位 コツメカワウソ【NEW】
・第4位 アシカ
・第5位 サンシャインラグーン
・第6位 サンシャイン水族館の限定商品
・第7位 期間限定の催し物
・第8位 昼と夜で違う姿のマリンガーデン
・第9位 生き物の環境に合わせた”魅せる”展示
・第10位 貴重な体験が出来る、体験イベント
2.あとがき
1位 ケープペンギン
ペンギンと聞くと南極の氷の上など、寒いところにいるイメージが強い方も多いかと思います。
実は寒いところ以外に生息しているペンギンも多く、その中でもケープペンギンは現在でもアフリカ大陸に生息している唯一のペンギンです。
水族館や動物園でよく見かけるペンギンですが、実は絶滅危惧種としてレッドリストに登録されている種類も多く、ケープペンギンも別名である「アフリカペンギン」でレッドリストに載っているペンギンです。
サンシャイン水族館といえば、都会の空を飛んでいるように見える「天空のペンギン」がやはり1番の見どころ!
お客さんの頭上にまで設置された水槽を泳ぐペンギンを見上げると、本当に都会の空をペンギンが泳いでいるように見えますよ!(※生物保護のため、天空のペンギン水槽での展示は19時までとなります)
天空のペンギン以外にも、野生のケープペンギンが暮らす南アフリカのような草原があり、本来のケープペンギンの暮らしが垣間見える「草原のペンギン」もあります。
草原の中にはケープペンギンが暮らす巣穴があり、巣穴から外の様子を伺うように顔を出す姿がとっても可愛いです!
【2020年1月22日追記】
サンシャイン水族館では、2019年11月13日に1羽の赤ちゃんが生まれております。
黒白・ペン太ペアの子ですが、子育てのベテランの白ライム・青紫ペアが仮親としてヒナを育てております。
今回はヒナについて、担当の飼育スタッフの東嶋さんと板東さんにインタビューをいたしました!
【東嶋さん】
嬉しかったです!
本当の親は黒白・ペン太ペアですが、今お世話をしている白ライム・青紫ペアに卵を預けて、無事生まれるかみんなでヒヤヒヤしていたので、生まれた時はホッとしました。
【板東さん】
最初は黒白・ペン太ペアが育てていたんですが前回子育てが上手くいかなかったペアなので、確実に育って欲しい気持ちで子育てが上手な白ライム・青紫ペアに生まれる2日前くらいに卵を託しました。
【東嶋さん】
生まれた頃(2019年11月15日時点)が93gで、現在(2020年1月11日時点)が2.51kgです。
生まれた時は、他のヒナに比べて小さかったです。
【東嶋さん】
怖いもの知らずな子です!
少し前に巣穴から出て冒険をしていたら、草原のペンギンの展示にある隙間に落ちてしまうやんちゃな一面もありました。
お父さんとお母さんもそんなヒナの行動を心配そうにお世話していて、飼育スタッフ的にも少しヒヤヒヤすることがあります。
小さい頃から警戒心はあんまりなくて、体重測定のために触っても全然大丈夫でした。
【板東さん】
展示の隙間に入ってしまうと親も助けることが出来ないので、閉館後は巣穴の前を柵で囲ってヒナが冒険に出られないようにして帰るようにしています。
【東嶋さん】
ヒナ特有のふわふわした綿羽!
ペン太・黒白の初めての子供なので、今後どんな性格になるかも楽しみです。
【板東さん】
ペン太・黒白の初めての子供なので、これから顔立ちや体の模様がどんな風になるのかとっても楽しみです!
【東嶋さん】
お世話がとても上手なペアで、特に父親の白ライムがヒナの傍によくいます。
巣穴を裏から開けると白ライムがまず前に出て来て、ヒナを守るような行動がよく見られます。
ヒナが巣穴に1人のときでも「ガチャ」っていう開ける音に反応して白ライムが走って巣穴に戻ってきて、前に出て来ることもあります。
体重測定のためにヒナだけ出したいのですが、最近ではヒナも重くなってきたので、白ライムを抑えながらヒナだけ連れて行くのは大変です。
【東嶋さん】
今のところまだ未定です。
令和初のヒナなのでなにか愛称にするかもしれませんし、リングの色がそのまま名前になるかもしれません。
【東嶋さん】
だんだんヒナが出て来る時間も長くなると思いますので、展示をじっくり見ていただいたら運が良ければ親と一緒に出て来る姿が見れるかもしれません。
ふわふわの綿羽の姿が見れるのは今だけですので、ぜひ注目していただきたいです!
この日はヒナが巣穴の外に出ていなかったので、特別にバックヤードから撮影をさせていただきました。
まずは草原のペンギンの巣穴の中です。
手前にいるのが仮親の白ライム(父)です。
インタビューでも紹介したように、巣穴の裏を開けるとヒナをガードするように白ライムが前に出て来ておりました。
見えるところだけではなく、見えないところでも子煩悩なイクメンペンギンが白ライムです。
白ライム・青紫ペアは何度も親としてヒナを育てており、飼育スタッフさん達にとっても頼れる存在のようです。
この後、ヒナの撮影タイム。
こちらの写真では、ヒナが自分を撫でている東嶋さんをじーっと見ています。
緊張しちゃうかな?と心配していましたが、見慣れた飼育スタッフさん達がいるので落ち着いた様子でした。
甘えてるように見えて、実はガードをされています。
手を離すとスタスタと歩いて行き、溝に落ちてしまうことも・・・。
生まれた頃は身体が小さくて少し心配をされていましたが、過保護なくらいしっかりとお世話をする白ライム・青紫ペアの元で大きくなりました!
このふわふわの綿羽の姿が見れるのはとても貴重です!
ぜひサンシャイン水族館に来た際には、草原のペンギンで暮らしているケープペンギンのヒナに注目してみて下さい!
【2020年2月10日】
先日紹介いたしました11月13日生まれのケープペンギンのヒナですが、ふわふわの綿羽は抜けきって亜成鳥の姿になっておりました。
後ろに少し写っているのが仮親の青紫(母)です。
子育てが上手な白ライム・青紫ペアが交代で、しっかりとヒナのお世話をしているのが分かります。
飼育スタッフさんが話していたように、怖いもの無しでこのあと1羽で水辺までお散歩をした後・・・
そのまま水に入って泳ぎ始めました!
インタビューしてから1ヵ月ほど経ちますが、改めて成長の早さを感じております。
また、やんちゃな子なのでまるで壁を乗り越えようとするような姿も見られました。
ぜひサンシャイン水族館に来た際には、やんちゃなヒナの姿を探してみて下さい!
【2020年3月23日追記】
11月13日に生まれたケープペンギンのリングの色と名前が決まりました!
右の翼に紫とピンクのリングを付けた「レイ」です!
レイの名前の由来と、最近の様子について飼育スタッフさんからコメントをいただいております。
【飼育スタッフさん】
令和に入って初めてサンシャイン水族館で生まれた子なので、「令和」にちなんで「レイ」と名付けました。
ちなみにレイのリングの色の紫とピンクも令和の慶祝カラーが紫、ピンク系統なので、紫ピンクに決まりました。
【飼育スタッフさん】
親から離れて自力でアジを食べるまでとても時間がかかりました。
ここ1週間くらいで、ようやくアジを差し出すと食べてくれるようになりました!
また、今日(3月13日)は他のペンギンがアジを食べているのを見て、あまりにもお腹が空いていたのか、先輩ペンギンからアジを奪おうとしていることもありました。
今はたくさん魚を食べて、大きくなって欲しいです!
【飼育スタッフさん】
何事にも動じず、人に抱っこされても気にしません。
意外とアグレッシブで、気づけば巣箱の上にいることも・・・。
令和のサンシャイン水族館を引っ張ってくれるようなアイドルになってもらえたら嬉しいです!
最近は巣穴から出てくることも増えて「ペンギン・フィーディングタイム」でも紹介されておりました。
この日はインタビューの際にご協力いただきました、東嶋さんに抱っこされております。
怖いもの無しなレイは抱っこも平気で、大人しくしております。
すでに自分でエサも食べられるようになり、レイの成長を感じております。
またお散歩をする可愛い姿もありました!
http://twitter.com/Sunshine_Aqua/status/1237314679212363776
今日の池袋は冷たい雨が降っています。
雨にも負けずレイの散歩です(^^)
天空下に初めてお出掛けしたら、
天空のペンギンが驚いてました^^;#ペンギン #休園中の動物園水族館 #雨 pic.twitter.com/AQ6S1t206F— サンシャイン水族館 (@Sunshine_Aqua) March 14, 2020
ぜひレイに会いにサンシャイン水族館に足を運んでみてください!
【2020年3月31日追記】
平成最後の春にサンシャイン水族館で生まれた3羽のケープペンギンがもうすぐ1歳の誕生日を迎えます!
左から4月4日生まれのピンク、4月16日生まれの赤銀、4月1日生まれの青銀です!
3羽が生まれた当時の飼育スタッフさんへのインタビューは こちら
今回は3羽が生まれた時にインタビューをさせていただきました、先山さんを含むケープペンギン担当チームの皆さんからコメントをいただいております。
【飼育スタッフさん】
バックヤードで少しずつご飯を食べる練習をしていた3羽も、今では「天空のペンギン」水槽でのびのびと泳ぎ回っています。
大人のペンギン達に混ざって力強く泳いでいる青銀、ピンク、赤銀を見ていると「大きくなったなぁ」と思います。
【飼育スタッフさん】
青銀は少し控えめな性格のペンギンです。
水中では大人のペンギンにも負けない速さで泳ぎ、餌をたくさん食べていますが、陸場だとどうしても大人のペンギンに押されてしまって、餌を横取りされてしまいます。
しっかり食べて欲しいので他のペンギンと仕切って餌をあげたりしていますが、いつかは大人にも負けずに餌が食べられるようになるといいなと思います。
【飼育スタッフさん】
ピンクは3羽の中でも1番賢いペンギンで、どこにいけば餌がたくさん食べられるかをよく分かっています。
そのため、餌を食べるとき陸場だと大人のペンギンに力負けするので、「ペンギン・ダイビングタイム」などイベントがあってプールに餌が投げ込まれることが多い時はずっとプールにいたりします。
ペリカンのイベント「ペリカン・フィーディングタイム」でペリカンが食べる餌を横取りしてしまうこともあります。
(※「ペリカン・フィーディングタイム」は天空のペンギン水槽で行われるイベントで、水槽内には少数ですがペンギン達も残ったままイベントが行われています)
【飼育スタッフさん】
赤銀は強気なペンギンで、まだ亜成鳥(子供のペンギン)ですが大人のペンギンの中に紛れていても力負けせず、しっかりと餌を食べることが出来ています。
とても力強くていいのですが、隣のペンギンの餌まで食べようとするのがたまにきずです。
【飼育スタッフさん】
まだわかりません。
【飼育スタッフさん】
今のところはいません。
【飼育スタッフさん】
性格はそれぞれ違いますが、元気いっぱいなところは一緒です!
これからも、このまま元気に育ってほしいと思います。
初めて取材をさせていただいたケープペンギン達も1歳を迎えました。
3羽の成長を見守らせていただいた筆者としても、その成長が嬉しい限りです!
4月4日生まれのピンクは子育てのベテランの白ライム・青紫ペアの元で育った子で、両親と日光浴に出るなど積極的に外に出てきてくれていたので、3羽の中では撮影した写真の枚数が1番多いペンギンです。
また昨年開催されました「ケープペンギン写真展」では、ピンクと白ライムのツーショット写真が選ばれてサンシャイン水族館で展示されたので、筆者にとっては思い出深いペンギンでもあります。
1番幼い頃を撮影したのが赤銀です。
巣穴から顔を見せてくれていて「いつ出てくるのかな?」と楽しみにしていたのですが、赤銀の両親の白銀・赤ライムペアは過保護なくらい赤銀を大事に育てており、赤銀が巣穴から出る頃にはすっかり亜成鳥の姿でした。
両親がご飯をたっぷり食べさせていたのか、出てきた時点で先に生まれたピンクよりも体が大きくて驚いた記憶があります。
青銀はずっとバックヤードで育っていたので、初めて会ったのは青銀が天空のペンギンにデビューした時です。
「やっと会える!」と嬉しい気持ちでいっぱいでした!
天空のペンギンをすいすい泳ぐ青銀はとにかく動きが早くて、なかなかいい写真が撮れずやっとの思いで撮れた写真が紹介にも使っている写真です。
現在は3羽とも天空のペンギン水槽で暮らしております!
今の亜成鳥の姿から換羽を迎えると大人と同じ白黒模様になります。
この亜成鳥の姿が見れるのも、あと少しかもしれません!?
ぜひサンシャイン水族館に行った際には、青銀、ピンク、赤銀に注目してみてください!