日本の文化の1つでもある「お花見」ですが、皆さん今年は見に行く予定はありますか?
身近な公園まで見に行くというのも乙ではあります。しかし少し足を延ばして遠くまで見に行くというのも、また違った楽しみ方ができますよね!
今回ご紹介するのは、観光ランキングでも主要に入る「東京都」の中でも人気なお花見どころです。
しかしただ「人気のお花見どころ」や「おすすめの場所」を説明するのではなく、桜が植わっている本数順にご紹介いたしますので、楽しんで見ていただければ幸いです!(※都内で人気のお花見どころから選出)
今年の桜はいつ頃から咲き始めるのか、チェックをしておきましょう!
日本気象協会:2019年 桜開花予想
第1位
国営昭和記念公園
昭和天皇御在位五十年事業の一環として建設された「国営昭和記念公園」。土地の面積はなんと東京ドームの39倍という広さ!
その広さの中で沢山の桜を見渡せるのは、圧巻の一言…。桜の種類は約30種類もあり、様々なタイプを堪能することができます。
何といっても公園自体が広いので、ゆったりとピクニックシートを引くことができるのは魅力的ですよね!
そして今回「お花見どころ」としてのご紹介ですが、国営昭和記念公園では桜以外にも様々な種類のお花を堪能することができます。
ちょうど桜の見ごろの時期ですと、梅の花や菜の花にチューリップなどなど…。
一か所で楽しむことができるので、春を感じるにはピッタリな場所となっています。
見頃は3月下旬~4月中旬 総数→約1500本
(ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど30種)
※ライトアップ施設未定
第2位
新宿御苑
新宿の高層ビルと自然を1度に堪能できるのが、この新宿御苑となります!鮮やかな木々の中から覗き見える大都会は、どこか不思議な感覚を覚えます。それ故かネットでは「都会の中のオアシス」と表現されることが多いんだとか…。
約65種類もの桜の木が植わっており、日が落ちるとライトアップされるので、昼とはまた違った顔を見ることができます。
また何といっても桜を堪能できる期間が長いのがポイント!
早咲きで2月中旬には咲いている「河津桜」が見頃の頃には、比較的花見客が少ないのでゆったりと見たいという方は、早めに行ってみるのがよいかもしれません(笑)また園内は酒類が持ち込み禁止なので、小さいお子様連れのご家族の方にも大変おすすめですよ!
見頃は2月中旬~4月下旬 総数→約1000本
(カンザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、イチヨウ、カンザンなど約65種)
※ライトアップ 2019年4月中旬~約10日間
関連情報
・「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」
入園料→2019年3月17日まで:入園料一般200円・小中学生50円・幼児無料、2019年3月19日以降:入園料一般500円・子供(中学生以下)無料※その他割引料金設定あり。
営業時間→9:00~16:00(ライトアップ期間中の開園時間は未定)
場所→東京都新宿区内藤町11
交通アクセス→東京都新宿区内藤町11
第3位
目黒川
全国・都内の両方で最も人気の高いお花見スポットである目黒川沿い桜!約4キロにもわたり桜並木が広がっているのですが、水面に浮かんでいる花弁はとても風情があり素敵なんですよ。
川沿いに桜が咲いているのですが、株式会社ジールが船に乗りながらお花見ができる「目黒川お花見クルーズ」というプランを開催しますので、そちらも良かったらチェックしてみてください!船から見上げればまるでお花のトンネルを通っているかのよう。とてもロマンティックな気分になることができますよ!
また目黒川付近で出店されている屋台がとにかくおしゃれなのもポイントです。ワインやシャンパン。そして食べ物だとお酒に合うおつまみ系の物からなんと生ガキまで食べられるのだとか…。
見頃は3月下旬~4月上旬 総数→約800本
(ソメイヨシノ)
※ライトアップ施設未定
※地図は東急田園都市線池尻大橋駅のもの
場所→東京都目黒区大橋~下目黒
交通アクセス→JR山手線目黒駅から徒歩10分、東急目黒線不動前駅から徒歩5分、東急東横線・地下鉄中目黒駅から徒歩2分、東急田園都市線池尻大橋駅から徒歩2分
第3位
上野恩賜公園
上野恩賜公園はなんと江戸時代から桜の名所として知られている場所です!
開花時期にはニュースで取り上げられるほど…。公園中通りからは桜と寛永寺や旧寛永寺五重塔など歴史的建造物とのコントラストを楽しむことができます。
上野公園は年間を通して多くのお客さんが入園されますが、上野東照宮参道ですとテーブルや椅子が多く用意されています。ゆったりと桜を鑑賞できるのでおすすめですよ!
また付近には美術館や博物館など、芸術に触れあえる場所もありますので、そちらもあわせてお楽しみください。
見頃は3月下旬~4月上旬 総数→約800本
(ソメイヨシノ)
※桜まつり開催中ライトアップ
第5位
代々木公園
代々木公園は東京都の渋谷区にある都立公園で、沢山の人が利用している場になっています。東京都の真ん中にあるのですが、静かでゆったりと過ごせる空間なんですよ!
ピクニックのできる広場がありますので、芝生の上でピクニックシートを広げて、お弁当を食べながらお花見をする!なんていうのも乙ですよね~。
代々木公園にはサイクリングのできる施設やドッグランなどもありますから、お花見以外でも楽しみたいところです。
見頃は3月下旬~4月上旬 総数→約700本
(ソメイヨシノ、サトザクラ、カンヒザクラほか)
※2019年3月下旬~4月上旬ライトアップ
第6位
飛鳥山公園
なんと飛鳥山公園は徳川8代将軍の吉宗が桜をうえ、庶民に開放したのが桜の名所なったきっかけなのだとか。古き時代から桜が楽しまれてきたというのもあり、立派な大木が多いのでとても見応えがあるのが特徴です。
飛鳥山公園には自走式モノレールが走っているので、ベビーカー利用者や高齢者の方にでも楽しみやすい公園になっていますよ。車両の名前は「アスカルゴ」と呼ばれおり、無料で乗れるので子供から大人まで幅広い人に愛用されています!
見頃は3月下旬~4月上旬 総数→約600本
(ソメイヨシノ、サトザクラ、カンヒザクラほか)
※2019年3月下旬~4月上旬ライトアップ
第7位
靖国神社
靖国神社は平成31年に創立150年の区切りを迎える、長い歴史を持った神社です。
毎年50万人もの参拝客とお花見客でにぎわうのですが、例年多くのイベントが開催されているのが特徴なんだとか。味わいのある神社と桜が合わさった、素敵な風景を見ることができますよ。
お花見の時期には屋台が多く出店されているので食べ物にも困りませんね。1度も行ったことのないという方は、ぜひとも行ってみてはいかがでしょうか?
見頃は3月下旬~4月上旬 総数→約500本
(ソメイヨシノ)
※ライトアップ施設未定
入場料→無料
営業時間
[開門時間]通年:午前6時
[閉門時間]1, 2, 11, 12月:午後5時 3月〜10月:午後6時
場所→東京都千代田区九段北3-1-1
交通アクセス→地下鉄九段下駅から徒歩5分
第8位
千鳥ヶ淵緑道
仕事帰りのサラリーマンやOLに人気のお花見スポットです!
千鳥ヶ淵ボート場があるのですが、ボートから見る桜の景色は普通に見るのとでは、また違った味わいがあるのでおすすめなんですよ。
またライトアップをするのですが、ボートは夜間営業もされているので、とってもロマンティックな雰囲気を味わうことができます。恋人と素敵な時間を過ごすのにも、ピッタリですよね!
2018年度には桜が咲いている場所を通るバスが運行されていました。今年はどうなるのか…要チェックです!
見頃は3月下旬~4月上旬 総数→約260本
(ソメイヨシノほか)
※2019年3月下旬~約10日間ライトアップ
入場料→無料
営業時間→終日
場所→東京都千代田区九段南2丁目~三番町先
交通アクセス→地下鉄九段下駅から徒歩5分
第9位
六本木ヒルズ 毛利庭園・六本木さくら坂
江戸時代の大名屋敷の名残を感じられる日本庭園です。
ソメイヨシノは六本木ヒルズ開発前からの老木で、毛利庭園の「シンボル」とも呼ばれています!また六本木さくら坂にはソメイヨシノが堪能できる約400メートルの並木道となっているのですが、例年だと桜の開花時期にはライトアップが行われているんですよ~!
六本木で見るお花見はまた「格別」なものになりそうですね…。
見頃は3月下旬~4月中旬 総数→毛利庭園13本。六本木さくら坂75本(ソメイヨシノ)。
(ソメイヨシノ8本、ヨウコウ3本、シダレザクラ2本)
※毛利庭園17:30~23:00、六本木さくら坂17:30~22:30ライトアップ(いずれも予定)
第10位
六義園
古今和歌集に詠まれた歌にちなんだ景色を取り入れた庭園で、国の特別名勝(日本における文化財の1種の中でも選ばれたもの)に指定されています!ソメイヨシノとシダレザクラの2種類を堪能できますが、おすすめなのはシダレザクラです。
ライトアップされたシダレザクラは、とても幻想的で心奪われる風景になっていますよ!昼と夜とで違った雰囲気を味わえるお花見どころとなっています。
見頃は3月中旬~4月中旬 総数→約40本
(ソメイヨシノ、シダレザクラ)
※ライトアップ施設未定
入場料→一般300円。65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
営業時間→午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
場所→東京都文京区本駒込6-16-3
交通アクセス→JR山手線駒込駅から徒歩7分
(ライトアップ期間中は徒歩2分の「染井門」も開門)
感想
いかがでしたでしょうか?
今回は都内で人気のお花見スポット10位の中から、桜の木が植わっている順でのご紹介をいたしました!
もちろん1本の桜の木があるだけでとても素敵なのは重々に承知しているのですが、周りを見渡す限り一面の景色が桜でいっぱいというのも、とても魅力的だなと感じます。
都内の方はもちろん、ぜひ遠方からもお越しくださいね!