全豪オープン真っ最中ですが、皆さん錦織選手の試合はどれくらい見ていますか??
ニュースでは見かけるけど、あまりちゃんとは観たことないかも…という方のために、ここ!という名場面のあるゲームを厳選いたしました!
今や、バラエティ番組にも出演していてお茶の間にもすっかり馴染んだ存在となっていますが、試合自体は観る機会がなかったあなたも、バッチリ全試合観ているぜ!大ファンだ!というあなたも、全豪オープンは残念ながら棄権となってしまいましたが、過去の錦織選手の試合を振り返ってまいりましょう!
10位:2016年 全豪オープン VSツォンガ
ストレート勝利を収めた試合。観戦しながら「うぉぉ!!すごい!」とついつい口に出てしまうほどです。
まさに「キレッキレ」といった印象。錦織選手の強さが実感できる試合です。
大きくは取り上げられる機会の少ない印象の試合ですが、感動しますので、ぜひチェックしていただきたいです!
※Australian Open TV Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=iq2hUbk7gQc 「Jo-Wilfried Tsonga v Kei Nishikori highlights (4R) | Australian Open 2016」
9位:2016年 BNLイタリア国際 VSジョコビッチ
総ポイント差僅か1ポイント、かつ、3時間越えのフルセットという「激熱」まさに「死闘」ともいうべき試合です。記憶に焼き付いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
守備力の高い相手との試合となるとラリーが多くなり錦織選手の多彩なショットが見られますが手に汗握る時間が長いですから、ついつい肩に力が入りすぎる場合も。
※ATP Tour Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=iq2hUbk7gQc 「Nishikori Flicks Hot Shot Rome 2016」
8位:2018年 nitto ATPファイナルズ VSフェデラー
初戦の相手がフェデラーという、不利な状況なのではないかといわれていた中での試合。
しかしこの日の錦織選手は絶好調で、ストレートでフェデラーを打ち破るという大金星!
相手のミスもありましたが、なんといっても態勢を崩しながらも片手バックハンドで相手コートのライン上に決まった「ダウンザライン」は鳥肌もの。まさにスーパーショットです!
※ATP Tour Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=sc78Ly5gZLM&t=79s「Highlights: Nishikori Tops Federer In London 2018 Opener」(※錦織選手の試合ハイライトは1:50頃まで)
7位:2017年 マドリード・オープン VSフェレール
錦織選手が勝ち越しており、得意としている相手。
第1ゲームでいきなりブレイクに成功するなど、調子もよかった様子。途中ミスから相手にブレイクされるなど流れを持っていかれそうになる場面もありましたが、ダウンザラインが決まるなど、重要なチャンスは逃さなかったと言っていいでしょう。
この試合ではストロークが特に印象的で、ATPもツイッターで「How to win a point」というコメントと共にアップするほど!
※ATP Tour Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=sc78Ly5gZLM&t=79s 「Hot Shot: Nishikori Stays One Step Ahead In Madrid 2017」
6位:2016年 リオ五輪準々決勝 VSモンフィス
覚えている方も多いでしょう、大逆転劇を起こした試合です!
この試合以前では錦織選手が2勝し勝ち越しているものの、どちらもフルセットでの接戦を競り合っての勝利でしたから、今回も接戦が予想されました。
錦織選手は先制したものの追いつかれ、ファイナルセットでは2度目のタイブレークに突入。いきなり4ポイントを先取されるなど背筋が冷える展開。その後はポイントを取り合い、3度もマッチポイントを握られるも、それを盛り返して逆転勝利!粘り勝ち、と言える試合かと思います。
※NHK Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=bjkkOshi0Ms 「【NHKリオ/祝!ベスト4進出】奇跡の逆転劇!錦織圭の五輪準々決勝 タイブレイク全ポイント」
5位:2016年 ATPワールド・ツアー・ファイナルズ VSマレー
ファイナルズは「特別な大会」ということで気が引き締まっているとコメントしていた錦織選手。この試合はラウンドロビン(総当たり戦)で、マレーとは第2試合にあたりました。
3セットマッチで3時間20分にもなった「死闘」です。
残念ながらこの試合では敗れてしまいましたが、第1セットからタイブレークへもつれ込むなど、とんでもなくレベルの高い試合だったといわれています。スーパーショットの連続で、観客も視聴者も大熱狂でした!
マレー選手は試合後「かなり走らされた」「彼との試合はいつも長くなる」「もうこんな長い試合はしたくない」などと語ったそうです。
※ATP Tour Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=uTTi-fK8P-w&t=37s 「Murray Nishikori Epic London Battle Highlights」
4位:2008年 デルレイビーチ国際テニス選手権 VSブレイク
錦織選手の歴史を語るうえでこの試合は外せないでしょう!ATPツアー初勝利を飾った試合です。日本人男子選手のATPツアー制覇は師である松岡修造氏以来の快挙でした。
「エアK」を世界に知らしめた試合でもあり、世界ランク244位の18歳が優勝したというニュースは世界中を駆け巡りました。
ウィナーズスピーチでは「信じられない。この大会を優勝したんだ、信じられないよ。テレビで見ていたジェームスブレークに勝ったんだ。デルレイビーチ、ありがとう。関係者の皆さんありがとう。人生最高のトーナメントだ」などの言葉を述べ、観客から大きな声援を送られました。
画像引用元:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/tennis/2012/02/17/atp/ 「sportiva【今日は何の日?】錦織圭、ATPツアー初優勝」
3位:2014年 USオープン準決勝 VSジョコビッチ
日本人選手が4大大会シングルスで決勝に進出することも、アジアの男子選手としても、初の快挙が二つもそろいました。
高温多湿の厳しい条件の中で行われた試合でしたが、錦織選手は第1セットを先取。第2セットはジョコビッチ選手に圧倒されるものの、第3セットはタイブレークの後錦織選手が奪取。第4セットも勢いを維持し、駆け抜けました。
この試合をきっかけに錦織選手の名前はよりブレイクしていったと言えるでしょう!ジョコビッチ選手にも、ライバルとして認められた試合だという声も大きいです。
※US Open Tennis Championships Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=M_R_LftuE5o 「Kei Nishikori vs Novak Djokovic 2014 US Open SF」
2位:2016年 リオ五輪3位決定戦 VSナダル
第1セットは錦織選手が先行し先取したものの、第2セットはタイブレークに突入。相手に3つのミニブレークを決められるなど追いつくことができず最終セットへ。最終セットではコートへ戻るのが遅れた錦織選手にブーイングが起きる場面もあったものの、長いラリーを制するなど錦織選手が先行する場面も。ミスする場面も見られましたが、第9ゲームではサービスエースを決めるなどサーブが光りました。ボディーサーブをナダル選手が返すことができず、銅メダル獲得を決めました。
※NHK Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=3D3WFZ09Mlc 「【NHKリオ】96年ぶりの歓喜!錦織圭 銅メダル テニス男子シングルス」
1位:2015年 ATPツアーファイナル予選 VSフェデラー
敗れてしまいましたが、スーパーショットの連続でかなり見ごたえのある試合です。
第1セットは先取されてしまいましたが、第2セットで挽回。第3セットでは序盤キープするもフェデラー選手のセイバー(セカンドサーブへのリターン時に前へダッシュしハーフボレーを決める事。奇襲戦法。)を受けるなどしましたが、それを打ち破りキープする場面もあり、錦織選手にとって実りの多い内容の良い試合でした。
※Tennis TV Youtube動画内抜粋スクリーンショット
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=KSauZ8EcUUo 「2015 Barclays ATP World Tour Finals – Roger Federer Hot Shot v Nishikori」
いかがでしたか?
あまり親しみの無い方には新鮮な、お詳しい方には懐かしい試合もあったかと思います。
なるべく近年のものを選ぶようにいたしました。動画引用元のATP公式youtubeアカウントではほかの試合のダイジェストや選手インタビューなども豊富に公開されていますので、ぜひチェックしてください!
これからも錦織選手のご活躍に注目です!