日本の夏は高温多湿で、気温的にはもっと高い国の人々も「日本は暑い!」と言うそうです。そんな日本では夏になると涼をとる事ができる食べ物が人気になってきます。
今回はその中でも定番の素麺を、人気の高い順にご紹介させていただきます。
情報紹介:【素麺の定義】
素麺は麺の太さが直径1.3mm未満と決まっており、それ以上で1.7mm未満のものは冷麦、1.7mm以上のものはうどんと定義されています。
10位:小豆島手延素麺協同組合 島の光 上級【赤帯】
画像引用:小豆島手延素麺協同組合
製造過程の油にゴマ油を使用し、寒気にたっぷりと熟成時間をとる2日間製造工程で作られた素麺です。
細麺ながらコシが強く、滑らかな喉越しが特徴です。
9位:三輪山本 華五彩
画像引用:三輪山本
麺には彩り豊かな5色の色が着けられています。
見た目だけでなく、5位の「三輪山本 白瀧乃糸」と同じように36時間かけて麺の製造を行っているコシのある素麺です。
8位:吉田製麺 島原手延べ黒ごまそうめん
画像引用:facebook – 株式会社セテラ
麺に黒ゴマが練り込まれている少し変わった素麺です。
ほんのりと感じるゴマの香りと、通常より少し太めのコシのある麺が特徴で、ガシッとした歯ごたえの良い素麺です。
また、その風味から麺つゆだけではなく、ゴマだれも良く合います
7位:池利 手延べ三輪素麺 訳あり品
画像引用:池利
最高クラスの三輪素麺が、訳あり品の為にお手頃な値段となった商品です。
気になる「訳あり」の理由ですが、麺の太さが不揃いであるということで、麺の味は変わらないとの事でした。
6位:兵庫県手延素麺協同組合 揖保乃糸 三神
画像引用:flickr – Photo by Jun Seita
揖保乃糸の最高級品として広まっている「特級」ですが、実のところ更に上に「三神」というランクが存在します。
兵庫県手延素麺協同組合が選抜指定した数軒の熟練した製造者にしか作れない幻の素麺です。
麺の細さは0.55~0.6mmと極細であり、特級の1束50gあたりの麺本数は480本ですが、三神は550本ということからもその細さを伺うことができます。
5位:三輪山本 白瀧乃糸
画像引用:三輪山本
原料を特に吟味している三輪山本の専用粉で丹念に造った手延べ素麺です。
寒冷な気候の下で36時間手間暇かけて製造し、麺の太さは平均的でありながら強いコシを持っているのが特徴の素麺です。
4位:竹田製粉製麺工場 半田手延べ素麺
画像引用:竹田製粉製麺工場
半田の地方で一番おいしい素麺と言われる竹田製粉製麺工場の素麺です。
歯ごたえのある太麺は強いコシでもちもちとした食感を有しており、製造過程で使用される油をゴマ油にすることで油臭さを抑えた面が特徴です。
また、小麦の風味が生きており、小麦独特の甘みが引き出されています。
3位:池利 三輪素麺 しづの緒環
画像引用:池利
通常の麺よりも細く、専用の熟成庫で寝かせる事によってコシと風味を増しており、つるっとした喉越しを特徴とする素麺です。
焼津産かつお節を使用した特性麺つゆである「しづの緒環」が同梱されており、麺だけでなくつゆにも拘った素麺を食べる事ができます。
2位:山本三輪 極細手延べ素麺 白龍
画像引用:山本三輪
山本三輪の伝統技法で作り上げ、更に食味を増す為にじっくり熟成させたのがこの「白龍」です。
10gあたり130本というかなりの細麺でありながらコシと旨味を引き出す事を追及しており、料亭でも高級素麺として扱われている製品です。
1位:はりま製麺株式会社 揖保乃糸 特級品【黒帯】ひね
画像引用:はりま製麺株式会社
美味しい素麺の代名詞と言っても過言ではないのが「揖保乃糸」でしょう。
その中でもこの「特級品【黒帯】ひね」は、上質の小麦を使用して12月~2月の厳冬期にのみ製造しています。
1.3mm未満が素麺と定義されている中で、麺の太さはなんと0.65~0.70mmと極めて細く、その麺ならではの滑らかな喉越しが特徴です。
あとがき
いかがでしたでしょうか。単純な美味しさというよりも人気のランキングなので、コストパフォーマンスの良い商品のご紹介が出来たと思います。
残暑の続く日本の夏ですが、この季節だからこそより素麺を食べて楽しむのも良いのではないでしょうか。