2017年時点のデータでは、世界遺産条約締約国は193か国あり、世界遺産総数は1073件登録されていました。
あなたはどの国が一番世界遺産が多いと思いますか?
海外旅行をする時の参考にしてみてはいかがでしょう!
1位がイタリア、僅差で2位が中国です。
少し落ちて3位がスペイン、その後にフランス・ドイツと続いています。
ちなみに日本の世界遺産登録件数は21件で12位でした。
せっかくですので、上位3カ国の世界遺産を簡単にご紹介します!
イタリア
教皇領やサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂、フィレンツェ歴史地区が有名な世界遺産でしょうか。
ローマ歴史地区にはコロッセオやフォロ・ロマーノなど、ローマに旅行に行った人が必ずと言っていいほど訪れる名所が多数あります。
他、イタリアではないのですが、世界最小の独立国・バチカン市国もローマにありますね。
自然遺産として有名なのはアマルフィ海岸などでしょうか。
アマルフィ海岸は高級リゾート地として有名で、世界一美しい海岸といわれています。
アマルフィ海岸
フィレンツェの大聖堂と街の景色
中国
世界遺産登録件数は52件で1位ですが、その中の自然遺産の登録件数はアメリカ・オーストラリアと並び、12件で1位となります。
中国で最も有名な世界遺産は万里の長城でしょう。
万里の長城は、泰の始皇帝の時代に作られ、約2000年をかけて明朝の時代に完成したと言われています。
西安にある秦始皇帝陵博物院も有名ですね。
日本語のガイドツアーもあるので、参加してみてはいかがでしょうか。
万里の長城
秦始皇帝陵及び兵馬俑坑
スペイン
スペインで有名な世界遺産はサンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院やアントニ・ガウディの作品群、サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街、古都トレドなどでしょう。
古都トレドは、「1日しかスペインに居られないのならトレドへ行け」と言われる程に有名な観光地です。
イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が混じった建築物が残り、旧市街全体が世界遺産として登録されています。
トレド旧市街
アルハンブラ宮殿
いかがでしたでしょうか。
各国、様々な世界遺産が登録されています。
海外旅行の際には、各地で歴史に触れてみるのも楽しいかもしれませんね!