一度は行ってみたい!地域に根付いた人気のお祭り・伝統行事トップテン~関東~

     
     

どこの地域もそれぞれの文化によって、ほかの地域からは考えもつかないようなお祭りや行事を行っているものです。

雪が深くなる地域や沿岸部、山間部、田園地帯…それぞれの場所で信仰されている神様も異なるので、もちろん行われる神事やお祭りも異なります。日本には神道だけでなく仏教も広く受け入れられていますので、信仰や風土によってかなりのばらつきがあり、地域独特のお祭りや行事が数えきれないほど存在しているようです。

今回はそんな中でも関東地方で行われている、独特で、思わず一度いきたくなってしまうようなものをご紹介します!


             

1位:鶴岡八幡宮例大祭

毎年9月14日から16日までの3日間行われます。源頼朝公によって行われた放生会(ほうじょうえ)が始まりとされています。最も有名なのは流鏑馬のシーンではないでしょうか?例大祭自体は15日、流鏑馬神事は16日に行われるそうです。

流鏑馬神事が見たくて、鶴岡八幡宮の例大祭に行きたい、と思う方も中にはいらっしゃるでしょう。この神事は実際に鎌倉時代から流鏑馬を継承している流派の方が演舞を担当されていらっしゃるらしく、まさに鎌倉時代の技が目の前で見られるという贅沢な体験できます!

また、16日に執り行われる鈴虫放生会は、もともと殺生を戒める目的で流鏑馬神事とともに源頼朝公が始められ、以降この二つを支柱に例大祭を執り行っている、歴史と伝統ある神事です。

現在では鈴虫を雅楽などの音楽とともに野にはなし、命の大切さや季節を大切にする気持ちを伝えていこうという神事となっています。

開催地域:神奈川県鎌倉市 時期:毎年9月14日~16日



             

2位:佐原の大祭 夏祭り

八坂神社の祭礼である夏祭りは、関東三大山車祭りの1つに数えられるお祭りです。なんと10台もの豪華な山車が市内の本宿地区というところを日本三大囃子「佐原囃子」にのって曳き回され、「のの字廻し」などが披露されるそうです!

山車は、全てけやき造りで上部には大人形が飾られ周囲には関東彫りの彫刻が施されています。

また、お祭り期間中は広場などに休憩所や飲食スペース、特産品の販売、手踊りの披露などもあり、どこへ行っても地域の伝統が楽しめるお祭りです。

開催地域:千葉県香取市

時期:2018年度は終了。毎年7月10日以降の金曜・土曜・日曜日の3日間開催



             

3位:よしい祇園まつり

群馬県の地域に根付いたふるさとの祇園祭。まつり会場を中心として、山車の引き回しや、みこしの巡行、ダンスの披露や、盆踊り大会などが実施されます。

午前中は子供のための出し物、午後からは創作ダンスや太鼓、はたまた一芸大会など大々的に開催されるタイムテーブルとなっています。

地域住民に密着したお祭りで、町の雰囲気や活気を感じられるお祭りです!ダンスの発表も特設されたステージで行われますし、カラオケ大会などもあるようですので、お住まいが近い方や、移住を考えられている方、純粋にお祭りが好きな方はぜひ行ってみていただきたいお祭りです。

開催地域:群馬県高崎市

時期:2018年度は終了。毎年7月下旬開催



             

4位:湘南ねぶた

湘南ねぶたは1997年に始まった地域のお祭りです。本場青森からの応援を受けた迫力のねぶたが、賑やかなお囃子とともに六会日大前駅東口周辺を練り歩きます。子どもねぶたという湘南で生まれた独自のねぶたもあり、大迫力の光景です!また、イベント自体は当日明るいうちから行われており、太鼓の演奏などが楽しめます。

ねぶたの運行にはルートが定められていて、所定の見学場所があります。それ以外の場所は道幅が狭く、けがをしてしまう可能性もありますので、ご参加の際は立ち止まらないようにお気を付けください!

開催地域:神奈川県藤沢市

時期:2018年度終了。毎年8月下旬開催



             

5位:撞舞

「つくまい」と読みます。八坂神社祇園祭の最終日に開催される茨城県龍ヶ崎市の伝統行事で、高さ14mの柱の上でアマガエルの格好をした舞男が曲芸を見せます。国選択・茨城県指定無形民俗文化財となっている大変重要かつ、貴重な行事です!

古代中国の民間芸能の一種、尋舞(つくまい)が日本に伝わり、五穀豊穣祈願や雨乞いなど祭の神事と結び付いたという説が、起源として有力視されています。「撞」は柱や竹竿を意味する「橦」の字が変化したものとされていて、舞の舞台が長い柱の先であることを意味しています。

開催地域:茨城県龍ヶ崎市

時期:2018年度終了。毎年7月下旬3日間開催の八坂神社祇園祭最終日、夕刻開催



             

6位:三社祭

浅草神社の祭礼で、日枝神社の山王祭、神田神社の神田祭とともに、「江戸三大祭」の一つに数えられます。3日間開催。これぞ日本のお祭り!というものをたくさん集めたようなお祭りとなっています。

引き回されるお神輿の数はなんと100基を超えていて、圧巻です。奉納舞踊や太鼓などもあり、かなり大規模なお祭りですので、一度も見たことが無いという方はぜひ一度参加をご検討ください!

開催地域:東京都台東区

時期:2018年度終了。毎年5月第3金~日曜日開催



             

7位:水戸黄門まつり

お祭りの期間中には千波湖で約5,000発の花火が打ち上げられるそうです!ほかにも山車巡行 、神輿連合渡御 、水戸黄門パレード、市民カーニバル in MITOなどのイベントが開催され、かなり大きなお祭りといえます。

なかでも市民カーニバルは水戸黄門まつりのメインイベントの一つとなっていて、踊りはもちろんのこと、ジャズやブラスバンドの行進もあり、メインイベントにふさわしくとても華やかで、一見の価値ありです!

開催地域:茨城県水戸市

時期:2018年度終了。毎年8月の第1金・土・日の3日間開催



             

8位:酔芙蓉まつり

南足柄のふくざわ公園にて行われます。朝、白く開花した花が昼過ぎから徐々に濃いピンクに変わっていく様子がお酒に酔っていくようなので「酔芙蓉」と呼ばれています!

農場の道沿いに続く芙蓉の花がきれいに染まっていく様はとても綺麗なのだそうです。

お祭り会場の付近に駐車場があるそうなのですが、25台程度用とのことなので、車ではなく電車で行ったほうが、スムーズにお祭りを楽しめるかもしれません。

開催地域:神奈川県南足柄市

時期:2018年度は9月22日(土)~9月30日(日)開催



             

9位:榛名ふるさと祭り

夏祭りは多くの花火愛好家が詰めかけることでも知られています!中でも地元の花火師「菊屋小幡花火店」が手がける四重芯花火が注目の的だそうで、色とりどりの光が一度にきらめく様子がとても芸術的だと各所で紹介されています。

また、秋祭りは7台の山車巡行とみこしの競演、和太鼓演奏、キャラクターショー、ビンゴゲームなどが同時に行われ、大きなお祭りとなります。

開催地域:群馬県高崎市

時期:2018年度の夏祭りは終了。秋は10月20・21日の二日間



             

10位:みのわの里のきつねの嫁入り

昭和30年代まで行われていた婚礼の儀式をきつねの世界の嫁入りに見立て、地域に伝わるご祝儀のしきたりや、風習を日本の着物文化をとりいれて再現した行事です。

大人の行列のほかに、子どもの行列もあり、花嫁役、花婿役のオーディションなども行い、かなり本格的な花嫁行列が見られます。会場には幾重にも真っ赤な鳥居が建てられ、異世界に迷い込んでしまったかのような印象を受ける、独特なお祭りです。

開催地域:群馬県高崎市箕郷町

時期:2018年度は9月30日開催。毎年、10月の第一日曜日(都合により変更あり)



いかがでしたでしょうか?

興味がそそられるものはありましたでしょうか?筆者はきつねの嫁入り行列を見に行きたいと思いました。お天気雨のことを「狐の嫁入り」といいますが、本当にお狐様のお嫁入りが見られたら素敵ですよね!衣装などもかなりこだわっておられるようなので、一度だけでもいいので見に行きたいお祭りだと思います!

開催地のお近くにお住まいで、ご都合の合う方は開催期間に一度行ってみては?

きっと、いつもとは違う体験ができますよ!


https://top10.co.jp/travel_gourmet_living/2034

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