金曜日の夜はお家で映画！
目次
1.前口上
2.ランキング
・第1位 千と千尋の神隠し
・第2位 もののけ姫
・第3位 ハウルの動く城
・第4位 ハリー・ポッターと賢者の石
・第5位 崖の上のポニョ
・第6位 釣りバカ日誌4
・第7位 釣りバカ日誌6
・第8位 釣りバカ日誌2
・第9位 男はつらいよ 寅次郎真実一路
・第10位 Shall weダンス？
3.感想
映画のテレビ放送と言ったら金曜ロードショーといっても過言ではないと思います。
今回はその金曜ロードショーで放送した歴代の視聴率のトップテンをご紹介！
なお「金曜ロードショー」は2012年4月6日より「金曜ロードSHOW!」と改題して映画専門の番組ではなくなっていますが、当ランキングは映画の視聴率のランキングであることと、改題以前の作品のみがランクインしていることから表記を「金曜ロードショー」で統一しております｡
※同一タイトルの映画に関しましては上位のもののみ、反映しております
金曜ロードショーの中でも歴代で最も視聴率のいい映画ランキングはこちら！
第 １ 位
千と千尋の神隠し（視聴率46.9％）
画像引用：スタジオジブリ公式サイト
放送日時
2003年1月24日
| 原作・脚本・監督 | 宮崎 駿 |
|---|---|
| プロデューサー | 鈴木敏夫 |
| 音楽 | 久石 譲 |
| 主題歌 | 木村 弓 |
| 声の出演 | 柊 瑠美 ⋅ 入野自由 ⋅ 夏木マリ ⋅ 内藤剛志 ⋅ 沢口靖子 ⋅上條恒彦 ⋅ 小野武彦 ⋅ 菅原文太 |
| 上映時間 | 約125分 |
| 公開日 | 2001年7月20日 |
主人公の「千尋」がトンネルを抜けた先で不思議な世界へと迷い込んでしまう映画です。
迷い込んだ先には人ではないものの集まる「温泉旅館」があり、千尋はそこで給仕として働くことになります。
最初は右も左も分からない状態の千尋でしたが、湯屋での様々な出会いや体験を通じて成長していく物語です。
2人に1人が見ていたと言っても過言ではありません！
復興収入が約300億円をも超える人気作品ですから、この視聴率もうなづけるものがありますね。
この映画は日本のみならず「21世紀の偉大な映画ベスト100」の第4位に選ばれるなど世界で認められたジブリ作品となりました。
第 ２ 位
もののけ姫（視聴率35.1％）
画像引用：スタジオジブリ公式サイト
放送日時
1999年1月22日
| 原作・脚本・監督 | 宮崎 駿 |
|---|---|
| プロデューサー | 鈴木敏夫 |
| 音楽 | 久石 譲 |
| 主題歌 | 米良美一 |
| 声の出演 | 松田洋治 ⋅ 石田ゆり子 ⋅ 田中裕子 ⋅ 小林 薫 ⋅ 西村雅彦 ⋅上條恒彦 ⋅ 美輪明宏 ⋅ 森 光子 ⋅ 森繁久彌 |
| 上映時間 | 約133分 |
| 公開日 | 1997年7月12日 |
野生で犬神に育てられた「もののけ姫」と呼ばれる少女の「サン」と、人間の集落の長となるべく生きてきた少年「アシタカ」を主人公とした映画です。
「アシタカ」に好感を持ちつつも人間を憎むサンの揺れ動く心と、映画の中に数々のメッセージを持たせた名作です。
もののけ姫は金曜ロードショーでも放送回数が多いジブリ作品の１つですが、ランキング30位以内に絞ったとしても、数ある放送作品の中で「3回」もランクインしているのですから驚きですね。
平均で約30%の視聴率を獲得している映画になります！
第 ３ 位
ハウルの動く城（視聴率32.9％）
画像引用：スタジオジブリ公式サイト
放送日時
2006年7月21日
| 原作 | ダイアナ・ウィン・ジョーンズ |
|---|---|
| 脚本・監督 | 宮崎 駿 |
| プロデューサー | 鈴木敏夫 |
| 音楽 | 久石 譲 |
| 主題歌 | 倍賞千恵子 |
| 声の出演 | 倍賞千恵子 ⋅ 木村拓哉 ⋅ 美輪明宏 ⋅ 我修院達也 ⋅ 神木隆之介 ⋅ 大泉 洋 ⋅ 原田大二郎 ⋅ 加藤治子 |
| 上映時間 | 約119分 |
| 公開日 | 2004年11月20日 |
イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作としていますが、物語後半は原作と大きく違った展開。
呪いで老婆に変えられてしまった「ソフィー」と魔法使いの「ハウル」は協力して苦難を乗り越えていきます！
木村拓哉さんが声優を務めたことや、ヒロインであるソフィー役の声優さんが「少女」と「おばあちゃん」を1人で演じ分けたことでも有名となった今作。
こちらも初放送時の視聴率が高かったと言う結果ですから、注目の高い作品だったことが分かりますね。
第 ４ 位
ハリー・ポッターと賢者の石（視聴率30.8％）
画像引用：ワーナー・ブラザース公式サイト
放送日時
2004年6月25日
| 原作 | J・K・ローリング |
|---|---|
| 監督 | クリス・コロンバス |
| 脚本 | スティーブ・クローブス |
| 撮影 | ジョン・シール |
| 音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
| キャスト | ハリー・ポッター … ダニエル・ラドクリフ (小野賢章)・ロン・ウィーズリー … ルパート・グリント (常盤祐貴) ハーマイオニー・グレンジャー … エマ・ワトソン (須藤祐実)など |
| 上映時間 | 約159分 |
| 公開日 | 2001年12月1日 (日本) |
子供向けファンタジー小説「ハリー・ポッターと賢者の石」を原作とした映画。
11歳になる誕生日に自分の両親が魔法使いと知った主人公の「ハリー・ポッター」は、一人前の魔法使いになるために親と同じ魔法学校のホグワーツに入学します。
そこでは知らないことばかりのなか、ハリーは初めてできた友達と共に成長をしていきます。
ハリー・ポッターシリーズは全部で7巻ありますが、今回ご紹介する「賢者の石」は始まりの物語…。
原作は全世界で約４億部を超える大ヒット作でしたから、その分実写映画化となった今作が、今まで見たことがなかった人の関心を寄せやすかったのかもしれませんね。
第 ５ 位
崖の上のポニョ（視聴率29.8％）
画像引用：スタジオジブリ公式サイト
放送日時
2010年2月5日
| 原作・監督・脚本 | 宮崎 駿 |
|---|---|
| プロデューサー | 鈴木敏夫 |
| 制作 | 星野康二 |
| 音楽 | 久石 譲 |
| 主題歌 | 藤岡藤巻と大橋のぞみ |
| 声の出演 | 山口智子 ⋅ 長嶋一茂 ⋅ 天海祐希 ⋅ 所ジョージ ⋅ 奈良柚莉愛 ⋅ 土井洋輝 ⋅ 柊 瑠美 ⋅ 矢野顕子 ⋅ 吉行和子 ⋅奈良岡朋子 |
| 上映時間 | 約101分 |
| 公開日 | 2008年7月19日 |
海の女神である母と魔法使いの父に育てられた人間になりたいと願っている「ポニョ」を主人公とする映画です。
童話である「人魚姫」が映画全体のモチーフとなっていて、宗介という5歳の男の子と共に成長していく物語でもあります。
ジブリでは作品と共に主題歌が話題となりますが、今作の主題歌で作品名と同じ曲名の「崖の上のポニョ」は、公開された年の紅白歌合戦に出場をするほど有名な曲となりました。
第 6 位
釣りバカ日誌4（視聴率28.4％）
放送日時
1994年2月4日
| 監督 | 栗山富夫 |
|---|---|
| 制作 | 内藤誠 |
| 原作 | やまさき十三（作）、北見けんいち（画）（小学館「ビッグコミックオリジナル」連載） |
| 脚本 | 山田洋次、堀本卓 |
| プロデューサー | 瀬島光雄、中川滋弘 |
| キャスト | 浜崎伝助（鈴木建設営業三課） – 西田敏行、浜崎みち子（妻） – 石田えり、鈴木一之助（鈴木建設代表取締役社長） – 三國連太郎 |
| 上映時間 | 約96分 |
| 公開日 | 1991年12月23日 |
大人気邦画の「釣りバカ日誌」の４作目。
釣りバカ日誌ですが、主人公である浜崎伝助(通称：浜ちゃん)が、釣りバカ故に起きるハプニングが面白いだけでなく、ひょんな事から出会った初老の男性(通称：スーさん)との友情や、家族とのやりとりにほっこりできるコメディ映画になってます。
中でもこの作品は、レギュラーメンバー以外のラブストーリーがメインと釣りバカ日誌でも珍しい作品です。
第 7 位
釣りバカ日誌６（視聴率28.3％）
放送日時
1994年12月23日
| 監督 | 栗山富夫 |
|---|---|
| 原作 | やまさき十三（作）、北見けんいち（画）（小学館「ビッグコミックオリジナル」連載） |
| 脚本 | 山田洋次、堀本卓 |
| プロデューサー | 瀬島光雄、中川滋弘 |
| キャスト | 浜崎伝助（鈴木建設営業三課） – 西田敏行、浜崎みち子（妻） – 石田えり、鈴木一之助（鈴木建設代表取締役社長） – 三國連太郎 |
| 上映時間 | 約96分 |
| 公開日 | 1993年12月25日 |
主人公の浜崎伝助は免許を持っておらず、釣り仲間の社長である「スーさん」にずっと運転をしてもらっていたせいで社長と勘違いされてしまうコメディ映画です。
そんなタイミングでスーさんの汚職疑惑が浮上や、ハマちゃんがスーさんの代わりに大学で講座を講演など。
スーさんの心労とストレスが溜まる一方、当の本人であるハマちゃんは相変わらずの自由人っぷりを発揮しています！
第 8 位
釣りバカ日誌２（視聴率27.7％）
放送日時
1995年1月13日
| 監督 | 栗山富夫 |
|---|---|
| 制作 | 内藤誠 |
| 原作 | やまさき十三（作）、北見けんいち（画）（小学館「ビッグコミックオリジナル」連載） |
| 脚本 | 山田洋次、堀本卓 |
| プロデューサー | 瀬島光雄、中川滋弘 |
| キャスト | 浜崎伝助（鈴木建設営業三課） – 西田敏行、浜崎みち子（妻） – 石田えり、鈴木一之助（鈴木建設代表取締役社長） – 三國連太郎 |
| 上映時間 | 約96分 |
| 公開日 | 1989年12月27日 |
行方不明になってしまった釣り仲間であり自社の社長の「スーさん」を探しに行くコメディ映画です。
「釣りバカ」という共通点がある2人だからこそ、ハマちゃんはスーさんの居場所を特定することができましたが、そこにはなんと訳ありの美人と過ごしているスーさんの姿が…。
マドンナが登場するだけでなく、ハマちゃんが懲罰委員会に掛けられたりなど、賑やかな展開になります！
第 9 位
男はつらいよ 寅次郎真実一路（視聴率27.6％）
放送日時
1996年8月9日
| 監督・原作 | 栗山富夫 |
|---|---|
| 脚本 | 内藤誠 |
| 製作 | やまさき十三（作）、北見けんいち（画）（小学館「ビッグコミックオリジナル」連載） |
| 音楽 | 山田洋次、堀本卓 |
| キャスト | 車寅次郎：渥美清、諏訪さくら：倍賞千恵子、車竜造（おいちゃん）：下條正巳、車つね（おばちゃん）：三崎千恵子、桂梅太郎（タコ社長）：太宰久雄、諏訪博：前田吟 |
| 上映時間 | 約107分 |
| 公開日 | 1984年12月28日 |
男はつらいよシリーズの34作目にあたる作品です。
このシリーズを通しての寅さん特有の軽快なジョークと感動を楽しめるコメディ作品となっています。
しかし今作では美しい人妻に心奪われてしまった、寅さんの切ない恋物語がメインとなっているのですが、どのような結末を迎えるのか…は実際にご覧になってみてくださいね！
第 １０ 位
Shall weダンス？（視聴率27.4％）
放送日時
1997年3月28日
| 監督・脚本・原案 | 周防正行 |
|---|---|
| 製作総指揮 | 加藤博之、漆戸靖治、大野茂、五十嵐一弘 |
| チーフプロデューサー | 池田哲也 |
| プロデューサー | 桝井省志 小形雄二 |
| キャスト | 役所広司（杉山正平）、草刈民代（岸川舞）、竹中直人（青木富夫）、渡辺えり子（高橋豊子）、柄本明（三輪徹） |
| 上映時間 | 約136分 |
| 公開日 | 1996年1月27日 |
社交ダンス教室を舞台としたハートフルコメディで、この映画の話題性から一部では社交ダンスのブームが起きました。
経理課課長として仕事も順調、念願だった庭付き一戸建ての家も手に入れ順風満帆な生活を送っていた主人公の役所広司さん演じる杉山正平。
しかしどこか心には理由の分からないもやもやが…この映画は社交ダンスを通して、本当の意味で「家族や周囲との繋がり」を再確認する物語です。
海外においても19ヵ国で公開され高い評価を得ていて、その人気は2004年にはアメリカでリメイクされるほどでした！
感想
釣りバカ日誌シリーズが３作もランクインしており、その人気の高さが伺えます。
好きな映画を見に行くのは勿論楽しいですが、毎週放送される作品を無作為に見るのも良いのではないでしょうか？
