「あの懐かしい周辺機器」をランキング形式で紹介 〜平成にお世話になった懐かしいゲーム周辺機器〜|GAME MEDIA

     
     

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平成もついに終わり、新しい時代に入ってもなおゲームは進化を続け、リアルとバーチャルの融合が着々と進んでいる。
そんな新しい時代に、一度なつかしい記憶を思い出してみようと今回は平成にお世話になった、主に90年代に遊び倒したゲームの周辺機器をランキング形式で紹介。
若干筆者の思い出補正があったりなかったりなのはご了承いただきたい。

平成にお世話になった懐かしいゲーム周辺機器Top10

【10位】「セガマルチコントローラー」 – セガサターン

通称「マルコン」、今では不可欠となった「トリガーボタン」の先駆け
1996年7月5日発売のアナログコントローラー。セガサターンソフトの名作『NiGHTS』と同時に発売された。モードスイッチの切り替えにより、方向キーとアナログキーのどちらを使用するか切り替えることができ、当時としては画期的であった左右のアナログトリガーはドライブゲームのアクセル、ブレーキなどをよりリアルに体験できた。通常のセガサターンコントロールパッドとしても使用可能。

【9位】「ガンコン」 – PlayStation,PlayStation 2,PlayStation 3

子供心をくすぐったあのデザイン
ナムコから発売されたPlayStationシリーズ用の銃型コントローラ。PS、PS2、PS3のナンバリングごとにそれぞれガンコン、ガンコン2、ガンコン3が発売された。
最終的に対応ソフトは各シリーズともそれほど多くはなかった。現行のPSVRシューティングコントローラーはシンプルでポップなデザインだが、ガンコンシリーズは黒ベースで実銃のような無骨なデザインとなっている。
メタルギアでおなじみのハンドガン、SOCOM Mk.23のようなデザインの初代ガンコンは当時多くの子供が憧れた(と思う)。

【8位】「Dance Dance Revolution 専用コントローラ」 – PS、PS2、N64、DC、GC、Wii、XBOX、XBOX360

現在も続く人気シリーズの家庭版
おなじみDance Dance Revolutionの家庭版専用コントローラー。プレイステーションに始まり、多くの家庭用ゲーム機で発売された。
中古の専用コントローラーを激安で見つけて買ったことがある人も多いのではないだろうか。そして他のゲームでも使えてしまうため、レースゲームやアクションゲームに使用してみたりと様々な楽しみ方ができた。
ゲームをしながら全身運動をしたい、しかもお金をかけずに!という方には今でもおすすめ。まさに遊んでダイエット。

【7位】「マルチボーイ」 – GAMEBOY poket

コロコロ背表紙の通販で買ったゴツいやつ
任天堂のライセンスを取得していたライトボーイではなく、ジャンプやコロコロの背表紙通販でおなじみ「ポニー」が当時販売していたゲームボーイポケット用周辺機器。
アーマーのような印象で、両サイドにはスピーカー、画面上部にはライトと拡大鏡がついており、大音量、ワイド画面さらに暗がりでもゲームができた。
ちなみにゲームボーイライトは若干サイズが大きいので、フレームを少しバキッとする覚悟と方向キーとボタンのアタッチメントを諦めればどうにか装着できた。

【6位】「メモリー拡張パック(ハイレゾパック)」 – NINTENDO64

当時は意味もわからずなんとなく買った赤いやつ
1999年6月18日に任天堂から発売されたNINTENDO64の周辺機器。
NINTENDO64のメモリを36Mbit(4MB)拡張することができる。ドンキーコング64などメモリー拡張パックがないと起動できないソフトは同梱版が発売された。さらに64DDでも必須とされていた。
本体上部手前の「MEMORY EXPANSION」と書かれたカバーを開け、はがさないでくださいと書かれたシールを剥がし、ターミネータパックを取り出してそこに差し込む。
当時は『はがさないでください』に一瞬躊躇した人も多いはず。
発売当初の商品名は「ハイレゾパック」であったが、ドンキーコング64から商品名を「メモリー拡張パック」へ変更した。

【5位】「スーパーマルチタップ」 – スーパーファミコン

ボンバーマンやろうぜ!のオトモ
ハドソンから発売されたスーパーファミコンのゲームを3人以上でプレイできるようにする周辺機器。コントローラー端子4個があり、最大5人同時プレイが可能。
友達の家に集まってボンバーマンをやったという人は多いはず。ただ、友達の家にはあったが、自分で持っていた人は案外少ないような気がする。
ボンバーマンの形をしたスーパーマルチタップ2やHORIからもタップは出ているが、基本的に機能は同じである。

【4位】「スーパーゲームボーイ」 – スーパーファミコン

2Pの落書き機能で1Pの邪魔をする
1994年6月14日に任天堂が発売したゲームボーイ互換の周辺機器。
その後通信端子を搭載し、初代で起こっていた不具合が改善されたスケルトンブルーの「スーパーゲームボーイ2」が発売された。
ちなみに「R R R L L L R R R R R R R」と入力することでスタッフロールを見ることができる。

【3位】「PocketStation (ポケットステーション)」 – PlayStation

Vitaでも復活、対応作品もたくさんあった
1999年1月23日に発売されたPlayStationと連携する小型の携帯型ゲーム機。モノクロ液晶画面と操作ボタン、赤外線通信ポートがついた周辺機器である。
対応ソフトからゲームデータを転送して携帯ゲーム機として遊べるほか、通常のメモリーカードとしても使用可能。
発売当初は光沢のあるホワイトモデル一択であったが、その後スケルトンボディのクリスタルモデルが発売された。さらに『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』限定版にはクリスタルブラック、『ときめきメモリアル2』限定版にはクリアピンクのモデルがそれぞれ同梱した。
累計出荷台数は490万台と言われており、発売時には日本国内での需要に対して一時的に出荷が追いつかず、北米や欧州では結局PRのみで販売はされることはなかった。

【2位】「振動パック」 – NINTENDO64

コントローラーの振動はここから始まった
1997年4月27日に任天堂から発売された。
バイブレータが内蔵されており、対応ソフトをプレイ中にキャラクターなどが衝撃を受けたりすると、コントローラと一緒に振動する仕組みになっている。
電源はコントローラーからではなく単四アルカリ乾電池を2本使用する。CDドライブ用のモーターが内蔵されていた。
当時ではコントローラーが振動するというのは画期的であり、ソフトとして初めて対応した「スターフォックス64」は全世界における売上本数は約400万本以上で、世界一売れたシューティングゲームソフトとしてギネス・ワールド・レコーズに登録されている。

【1位】「通信ケーブル」 – GAMEBOYシリーズ

初代からアドバンスまで長いことお世話になった
初代ゲームボーイと、ゲームボーイポケット・ゲームボーイライト・ゲームボーイカラーはコネクタ形状が違うため、変換コネクタが必要であった。
GBAでは専用のケーブルになり、1Pと2Pの区別や多人数プレイ対応など大きく変わった。ちなみにGB時代にも4人用アダプタがひっそりと存在していた。
ポケモン世代はおそらく一番お世話になった周辺機器ではないだろうか。

たまには昔のゲームも

スマホアプリや無料のゲームなども多い現代、90年代と大きく変わってゲームに対する選択肢が非常に多い時代となった。
たくさんの選択肢がある一方で、一つのゲームへの思い入れが少なくなったのかとも思う。
ここで一度、昔やっていたゲームやプレイできなかったゲームを改めて手に取り、忘れていた懐かしい気分に浸ってみるのはいかがであろうか。

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