インターネット上でも簡単に本が読める時代、絵本もその中に含まれています。しかし、ネットやアプリでは書籍店よりも沢山の本が選択でき、どの絵本を選んでいいか分からない!なんてこともあるでしょう。
今回はそんな絵本にフォーカスしていきます!!
えがおをおとどけ ゆみ&ココのドレスのまほう
今回のアワードに輝いたのはこの絵本『えがおをおとどけ ゆみ&ココのドレスのまほう』です!!
この絵本は世界中の女性から愛されるブランド「Yumi Katsura」を生んだ桂由美さんによる様々なドレスが登場します。桂由美さんは、各国から様々な賞を貰っている世界的に有名なブライダルファッションデザイナーです!
そんな桂由美さんが監修しているこの絵本の内容は。
ゆみさんと、愛犬のココちゃんは、世界中のみんなを幸せにするため、魔法のドレスを届けるお仕事をしています。ココちゃんが不思議な本で見つけた世界中の困っている人たちが、ゆみさんの魔法のドレスでみんな笑顔になっていく!!
そんなほっこりするストーリーと、繊細で華やかなドレスが沢山登場するので、お姫様やドレスに興味のある子どもたちは見入ってしまうこと間違いありません!
ドレスを題材にした絵本は他にも沢山ありますが、この絵本は世界で活躍するデザイナー桂由美さんが監修していることで、どの絵本にも負けない魅力があり、読み終わった後、とっても優しい気持ちになれます。子どもだけでなく、ぜひ大人の方にもぜひ読んでいただきたい絵本です。
また、この絵本の監修している桂由美さんには、アワード受賞者の授賞式にお呼びし、コメントを頂きました!!
授賞式の様子はこちらの記事でご覧になれますので是非ご覧ください!!
【夢を叶えた大人たちが読ませたい絵本アワード2022授賞式を開催!!】
ノミネート
オススメの絵本は一冊だけではありません。
ここからは、このアワードにノミネートされた絵本をご紹介致します!!
ほしのおうじさま
誰もが知っている世界的に有名な童お話の1つです。サハラ砂漠に不時着してしまった僕と、小さな星からやってきた王子様が出会い、王子様が旅の中で訪れた星々の話を聞いていくうちに、僕にとって王子様はかけがえのない存在になっていく。
誰もが知っているだろうこの作品は、子ども向けに書かれた童話ではありますが、大人だからこそ心に残る作品でもあります。内容を知っている方も、もう一度読んでみたら、その時とはまた違った受け取り方ができるかもしれません。是非、お子様と一緒に読んでみてください。
迷路絵本シリーズ
迷路絵本シリーズは、その名の通り迷路が描かれた絵本です。指でなぞって迷路をクリアしていきましょう! 迷路はいろんなルートでクリアできるので、1回だけではなく、何回も同じ迷路を攻略できることもこの絵本の魅力の一つです。
また、迷路絵本シリーズをオススメする理由は迷路だけではありません!子ども向けに作られた絵柄は男の子でも女の子でも楽しめるものになっていて、人気シリーズのため、巻数も多く様々な迷路をに挑むことができます!!そして、その絵柄を使った隠し絵を探すゲームもあり、一冊で多くの楽しみ方ができるようになっています!!!
ノンタンシリーズ
絵本ノンタンは0歳児から幼児向けまで、数多くの作品があり、1976年に第一作目をしてから今まで、多くの人に読まれてきた絵本です。「ノンタンといっしょ」や「げんきげんきノンタン」などの長期間のアニメ化や、キャラクターグッズの販売などからも、長く愛され続けている事が分かります。
また絵本の内容も、子どもにとって楽しく学べるものになっていて、「トイレ」から「イタズラ」や「ゆずる」といった、シリーズ作品ならではの幅広いものとなっています!
てぶくろ
冬の雪が降る道で、おじいさんが落としたてぶくろの中に様々な動物たちが暮らし始めるという、ウクライナの童話です。
手袋に入って来る動物たちは、ネズミや、カエルなどの小さな生き物ですが、途中からは、イノシシや、オオカミ、クマといった大きな動物たちも入ってきて、手袋の中はぎゅうぎゅうです
大人ではどう考えても入らない沢山の動物たちが手袋の中で仲良く暮らしているに、ツッコミたくなりながらも、なぜかほっこりと心が温まる作品になっています。
わたしのワンピース
ウサギの女の子が自分で作った真っ白なワンピースを着て外へ出かけます。出かけた先で、花畑に行くと、ワンピースは花柄に。雨が降ると水玉模様に。大好きなワンピースが様々な色に変化し、次はどんなワンピースになるのかと楽しみになります!
ワンピースの柄が変わるたびに、ウサギの女の子が「ラララン ロロロン わたしに にあうかしら」と繰り返すので、変化していく柄とテンポのいい言葉が、子どもたちを夢中にさせるでしょう!
パンダ銭湯
パンダの家族が、パンダ以外入浴禁止のパンダ銭湯に入りに行くという物語です!仲良し家族が銭湯に行くという何の変哲もない物語ですが、登場人物が全員パンダなんです!!
読んでみると、「え、それって服だったの!?」「それって、そうなってたんだ!!」とくすっと笑ってしまうシーンが沢山あります!!また、物語だけでなく、絵の中の細かい部分までパンダ銭湯ならではのものがあり、子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる内容になっています。読み聞かせにとってもオススメな絵本です!!
おしたらおしまい
絵本が読めるアプリで絵本を読もうとしているコーク。お母さんからは「しらないボタンはおしちゃダメ」と言われています。しかし、いつも押している絵本のボタンの下には虫のマークのボタンが!! コークはついつい誘惑に負けてしまい、知らないボタンを押してしまいます。ボタンを押してしまったことで数々の不幸がコークとその家族に襲い掛かるという物語。
最近では小さな子でもスマホを操作し、簡単にインターネットに触れられる世の中です。この絵本は、子どもたちがネットは便利で楽しいだけではなく、使い方をまちがえると怖いことが起こるということを学ぶことができます。
ルビィのぼうけん
何かと難しいイメージがあるプログラミングですが。、この絵本では、そんなプログラミングの基礎を分かりやすく、そして楽しく学ぶことができます。
プログラミングは2020年から小学校の授業で必修科目となり、難しいという概念を少しでもなくす役割としても大きく期待ができます!!
また、この絵本はクラウドファディングのKickstarterでわずか3時間で目標金額の$10,000を達成し、同サイト内でもっとも資金を集めた絵本となりました。IT関係の著名人からの注目や、オススメのコメントなど、絵本としても、教育という観点からもとても信頼の置けるものになっています!!
すやすやおやすみ
お母さんが眠くないという男の子に絵本の読み聞かせをしています。、夜になり、いぬやねこ、木や星、月などが、「ふわふわふわ」「ごろごろごろ」個性的なあくびをしています。また様子を覗いてみると「こくこくこく」「ちかちかちか」みんなの寝息が聞こえてきます。
「〇〇があくびをしています」や「〇〇が眠りにつきました」など繰り返しの優しい言葉が、子どもたちの眠気を誘います。
幼児・未就学児向けYoutubeチャンネル『Popo Kids』で417万回再生されている人気の寝かしつけ絵品です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。絵本は子どもにとって様々な学びや経験を提供してくれる冒険のようなものです。どんな本を読んで、子供たちが何を感じるかがとても大切だと思っています。そして、今の時代はスマートフォンや、タブレットでも絵本が読めるアプリやサイトが普及し、ワクワクする一冊を選ぶのも大変です。この記事で子どもの成長にとって重要な絵本選びに少しでも貢献できたなら幸いです。