中国では土地は国の所有物であり、個人で所有することはできないそうです。日本は土地を持つことはできますが、とてもお金がかかります。
今回は、そんな土地の価格である地価をトップテン形式でご紹介いたします。
1位:中央区
1㎡あたりの価格:5,466,980円
名前の通り、都内23区の中央に位置する特別区であり、中央区、千代田区と共に「都心3区」に数えられており、「日本橋」「築地」「銀座」なども中央区に存在します。
建物はビルが多く、オフィスビルや住宅としてはマンションは公営住宅、団地などの集合住宅が大半を占めます。
また、道路も碁盤目状になっており、比較的良く整備されています。
2位:千代田区
1㎡あたりの価格:5,091,717円
なんといっても特徴的なのは皇居が存在する特別区であることです。その面積は区全体の約15%を占めています。
「都心3区」に数えられており、区内には秋葉原、丸の内、霞が関などが存在し、国会議事堂や首相官邸もこの千代田区に存在しています。
3位:港区
1㎡あたりの価格:2,733,283円
「都心3区」に位置付けられ、「港」の名の通り東京湾に面しています。
駐日大使館や外資系企業も数多く立地しており、外国人居住者が人口の約1割を占めているそうです。
4位:渋谷区
1㎡あたりの価格:2,712,307円
千代田区、中央区、港区、新宿区と共に「都心5区」の一つに数えられています。
原宿、恵比寿、代々木などが存在し、交通の利便性も非常に高い区です。
5位:新宿区
1㎡あたりの価格:2,479,953円
「都心5区」の一つに数えられています。
新宿駅は迷路のような構造で有名ですが、多数の路線を内包しており、その1日平均乗降者数はギネスブックに登録されているほどです。
6位:台東区
1㎡あたりの価格:1,162,750円
上野・浅草の二大繁華街を擁し、観光の町として栄えてきました。
地場産業としては、靴やカバンなどファッション性の高い製品を生産しています。
ちなみに、面積は23区の中で最も狭い区です。
7位:豊島区
1㎡あたりの価格:1,133,416円
池袋を中心とする副都心を擁しており、サンシャインシティや豊島区役所などの超高層ビルが建ち並びます。
また、日本を代表する花であるソメイヨシノ発祥の地でもあります。
8位:目黒区
1㎡あたりの価格:1,004,500円
歴史的にも主に住宅地として発展してきた特別区です。住宅街として機能してきた地域なので、そのための設備が行き届いており、2015年の住みたい町ランキングでは突如3位にランクインしました。
9位:品川区
1㎡あたりの価格:939,958円
ソニーやニコンなど大手メーカーの研究所や工場が立ち並ぶ中、商店街などの下町の情緒も残されています。中でも戸越銀座商店街は関東一長い商店街と言われています。
10位:文京区
1㎡あたりの価格:926,422円
明治時代より夏目漱石や森鴎外、宮沢賢治等の著名な文人や学者、政治家が多く住んだ町です。
全体としては住宅地が多く、千代田区と隣接していながら閑静な住宅地が残されています。
いかがでしたでしょうか。日本全国のランキングですが、やはり東京都内23区一色となりました。
必ずしも都会的な土地が人気という訳ではなく、閑静な住宅街が残されている地域もランクインしているのが印象的ですね。
ちなみにですが、11位は23区外の武蔵野市でした。