想像できない速度域!市販車世界最速トップテン

     
     


スポーツカーやスーパーカーなどのハイパフォーマンスカーが好きな方にとって、「世界最速の車」というのはとても魅力的な響きです。
今回は、そのものズバリ。「世界で一番速い車」のランキングをご紹介いたします。

最終更新日2019年11月27日

おすすめの記事はこちら!
10位:9ff GT9 最高速度:409km/h

画像引用:AutoBild – Photo by A. Perkovic

8位の「9ff GT9-R」のベースとなった車両です。
「911で最高速度400 km/hを達成する」という理念を掲げたこの会社は、911シリーズの「ポルシェ997」をベースとしたこの車両で、その目標を達成しました。
その馬力は987馬力と、今回ランクインしている車はおろか、400km/hを超える車としては唯一1,000馬力を下回る車両だと思われます。
加速力は0-100km/hは3.2秒、0-200km/hは8.7秒、0-300km/hは17.6秒という性能を誇ります。
10位にして400km/hオーバーという現代の車のスペックには驚かされるばかりです。
価格は日本円にして約8,900万円となっています。

公式サイト

9位:SSC Ultimate Aero TT 最高速度:412.275km/h

SSC アルティメット エアロ TT


画像引用:flickr – Photo by Shane K

SSC(シェルビースーパーカーズ)の開発した自動車です。車名のTTとは”Twin Turbo(ツインターボ)を表しており、その出力は1,183馬力にも及びます。
2007年9月26日、1回目の走行で時速414.31km、2回目の走行では時速410.24kmを記録し、その平均である時速412.275kmが当時のギネス記録として登録されました。この記録はそれまでのギネス記録、ケーニグセグ・CCRの持つ395km/hとブガッティ・ヴェイロンの持つ非公式記録の407km/hの双方の記録を塗り替えて新たに樹立されたものでした。
価格は日本円にして約7,500万円となっています。

公式サイト※海外サイトです

8位:9ff GT9-R 最高速度:414km/h


画像引用:AutoTuningNews.com

ポルシェの車両をベースとしたチューニングカーメーカーである「9ff」の車です。「911で最高速度400 km/hを達成する」という理念を掲げたこの会社は、911シリーズの997型をベースとした「9ff GT9」でその目標を達成しました。
その車両をさらに改良し、414km/hという速度を達成したのが、この「9ff GT9-R」です。馬力は1,120馬力に達し、「9ff GT9」の409km/hを上回る、414km/hという記録を達成しました。
加速力は0-100km/hは2.9秒、0-200km/hは7.8秒、0-300km/hは16.4秒という性能を誇り、1,455kgという2位の「9ff GT9 Vmax」より115kgも重い車重にも関わらず、0-100km/h加速はそれよりも速いタイムを叩き出しています。

公式サイト

7位:Koenigsegg Agera R 最高速度:420km/h

ケーニグセグ アゲーラR


画像引用:flickr – Photo by llee_wu

ケーニグセグ・アゲーラをベースにその性能を向上させたモデルであり、馬力はアゲーラから200馬力向上した1,440馬力を発生します。1000馬力台が普通に出るこのクラスだと200馬力は些細な差に思えますが、実際は市販バイク最速といわれる大型バイク達1台分に相当する馬力の向上です。
時速100kmまでの加速時間は2.9秒、200kmまでは7.5秒、300kmまでは14.53秒と、どの記録もベース車両のアゲーラを超える性能を持っている事を示しています。
加速、最高速だけでなく、エアロパーツなどの見直しによりダウンフォースも向上しており、耐横G性能は1.6Gというコーナリング性能も非常に高い車両です。
価格は日本円にして約1億3,000万円となっています。

公式サイト

6位:Bugatti Chiron 最高速度:420km/h

ブガッティ シロン


画像引用:flickr – Photo by Andrew Basterfield

ヴェイロンの後継機として開発された車両であり、車両重量はヴェイロンより155kgも重くなっていますが、馬力はヴェイロンが1200馬力であったのに対してシロンは1500馬力を叩き出します。
ヘッドライトの内側や車両の左右側面にあるエアインテークは、7,993ccの大馬力を発生するエンジンを冷却する為に設けられた構造であり、日によっては気温50度を超えるような暑さに見舞われながらも、アメリカのデスバレーの砂漠地帯を1ヶ月弱、走行距離にして35,000kmものテスト走行を無事に完走しています。
価格は日本円にして約3億1800万円と、値段も驚愕のものとなっています。

公式サイト※海外サイトです

5位:Koenigsegg Agera One:1 最高速度:429km/h

ケーニグセグ アゲーラ One:1


画像引用:AutoBild – Photo by Barenschee

こちらもケーニグセグ・アゲーラをベースにその性能を向上させたモデルであり、「究極のアゲーラ」とされています。車重が1,360kg、馬力も1,360であり、パワーウェイトレシオが”1″であることから”One”の名称がつけられました。
停止状態から僅か12秒で300km/hまで到達するというその加速力もさることながら、300km/hから停止までにかかる時間が僅か6秒、100km/hから停止にかかる制動距離は28mという規格外の制動力も持っている車両です。一般的な車の100km/hからの制動距離は約56mとされており、たった半分の距離で停止できてしまいます。
価格は日本円にして約2億2,500万円となっています。

公式サイト

4位:Bugatti Veyron 16.4 Super Sport 最高速度:431.072km/h

ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ


画像引用:flickr – Photo by Supermac1961

ランクインはしていませんが、400km/hを超える最高速度をもつ車としては最も有名と言っても過言ではない「ブガッティ ヴェイロン」の強化モデルです。
上部ダクトを廃するなど、エアロパーツの改良や足回りの強化が図られ、エンジンの最高出力は199馬力アップの1200馬力にまで引き上げられています。
2010年7月、フォルクスワーゲン所有の、9kmの直線を持つオーバルテストコースを両方向に走り2度の計測を行い、1回目に427.988km/h、2回目は434.211km/hを記録し、その平均である431.072km/hが当時のギネス記録に登録されました。
価格は日本円にして約2億8,900万円となっています。

公式サイト※海外サイトです

3位:Hennessey Venom GT 最高速度:435km/h

ヘネシー ヴェノム GT

画像引用:flickr – Photo by el_ave


アメリカのチューニングメーカー、ヘネシーパフォーマンスが製造しているスーパーカーです。
軽量なロータス・エキシージに1,261馬力という大馬力のエンジンを搭載。ただし、ボディにカーボン樹脂を使用するなどの軽量化を図ってはいますが、ロータスエキシージの725kgという車重に対して、ヴェノムGTは1,244kgと大幅に増加しています…が、その馬力は車重よりも大きく、パワーウェイトレシオは5位の「ケーニグセグ アゲーラ One:1」をも下回る0.98となっています。当然その加速力は凄まじく、停止状態から僅か13.63秒で時速300km/hまで到達します。
余談となりますが、ヘネシーは最高速度480km/hを目標とした「ヴェノムF5」を2020年販売に向けて開発中とのことです。
価格は日本円にして約8,000万円となっています。

公式サイト

2位:9ff GT9 Vmax 最高速度:437km/h


画像引用:AutoBild – Photo by Barenschee

このランキングに3台がランクインしている、ポルシェのチューニング販売をメインで行っている9ff社の車両です。
ポルシェの最速世界最速チューナーを自負する9ff社が「エッセン・モーターショー2012」で発表したこの車両は、実に1400馬力を発生し、これは本ランキング6位の「ブガッティ シロン」、同じく本ランキング7位の「ケーニグセグ アゲ-ラR」に次ぐ、馬力の大きい市販車3位となっています。
カーボンファイバー製のボディーを採用する等で車重はわずか1340キロとなっており、パワーウェイトレシオ(車重と馬力の比率)は0.96という車としては規格外の数値を誇ります。その加速力は当然、凄まじく、0-100km/hは3.1秒、0-200km/hは6.8秒、0-300km/hは13.0秒という性能を誇ります。
価格は日本円にして約1億3,000万円となっています。

公式サイト

1位:Koenigsegg Agera RS 最高速度:447.2km/h

ケーニグセグ アゲーラ RS


画像引用:flickr – Photo by GabboT

アゲーラRSの馬力は1,360馬力にも達しており、その出力を最大限いかせるように空力特性にも重きが置かれたこの車両は、停止状態から僅か36.44秒で時速400km/hにまで加速します。
ギネス記録に登録されているこの447.2km/hという速度は、同じ道路を異なる方向から2度走行し、その平均速度から採った速度です。一度目の計測は436.4km/hであり、二度目の計測では実に457.5km/hもの速度を記録しています。更に非公式(おそらくケーニグセグ社だけでのテスト計測)では468km/hを記録しているとの事です。
また、1台1台ハンドメイドで生産され、その生産数はわずか25台というとても希少な車でもあります。

公式サイト

番外編_「自動車」というカテゴリで最速の車

番外編:Thrust SSC 最高速度:1,227km/h

スラストSSC


画像引用:flickr – Photo by David Merrett

「車輪、原動機をもち、レールを用いないで走行する車」という定義により「自動車」と区分されていますが、その外見はもはや主翼の無い飛行機です。
この「車」が規格外の塊であることを表す一例として、内部に搭載されたV8エンジンは「走行」の為ではなく「燃料輸送」の為の動力として使用されています。
また、世界で初めて「音速」を超えた自動車としても知られています。

あとがき

いかがでしたでしょうか。世界最速と呼ばれる車たちは値段もとんでもないものばかりです。一度でもいいから乗ってみたいですね。

おすすめの記事はこちら!
23950cookie-check想像できない速度域!市販車世界最速トップテン
https://top10.co.jp/other/2395

関連記事

  1. 【レーティング】2019年版:全てが名作!歴代漫画発行部数トップテン

  2. 中型だってこんなに速い!ゼロヨン最速トップテン

  3. ランニングマシンを使って有酸素運動(足元)

    【ランキング】トレーニングやフィットネスにおすすめアプリトップテン

  4. もう迷わない!男性が喜ぶお弁当のおかずトップテン

  5. 今からでも遅くない!用意しておくべき防災グッズTOP10

  6. 【ランキング】2019年度版:ウェアラブルデバイストップテン

Translate »