大人気スマートフォンRPG「Fate/Grand Order」をプレイしているマスターの皆様は2019年10月30日～11月13日に開催されたイベントストーリー「セイバーウォーズ2 始まりの宇宙へ」をプレイされましたか？
本記事では、セイバーウォーズ2のなかで出てきた惑星の名前や特徴、キャラなどのネタバレ要素がありますのでネタバレを避けたい方はブラウザバックしていただき、復刻までお待ち下さい。
さて、セイバーウォーズ2のイベント終了からまだ間もない11月25日にブラックホール周辺に惑星が理論上1万個以上も形成される可能性があると発表されました。
上記のような研究を含め、近年は宇宙の謎が少しづつ解き明かされており、太陽系外で1000個以上の惑星が確認されていますので蒼輝銀河に存在する惑星に似ている星も現実にあるかもしれません。
そんな想いから、セイバーウォーズ2に出てくる天体は現実ではコレだ！というものを似ている順にご紹介します。
※なお、各項目のアイキャッチは引用の図以外はイメージ図になります。
第1位 火星（テキサス・ビヨンド）
火星とテキサス・ビヨンドについて
・荒野が広がる地形である点が共通しており、風景が似ています。
・地表に砂が多く、海や湖などの水辺が見受けられない点も似ており、それに伴って星自体の色合いも似ています。
・テキサスという名前や西部開拓時代の英霊ビリー・ザ・キッドが拠点にしていた点からテキサス・ビヨンドは開拓地である可能性があり、人類にとっての新たな移住先として検討されている火星と「開拓地」という点で共通しています。
テキサス・ビヨンドは味方サーヴァントが一人もいない主人公が偶然にも顔見知りのヒロインXや物語のメインキャラであるスペース・イシュタルやカラミティ・ジェーンと出会う星であり、物語が大きく動き出す惑星です。
我々人類にとっての火星もサーヴァントとの出会いはないものの、人類の宇宙進出の物語が動き出していく
惑星ですから、星の外観以上に火星とテキサス・ビヨンドはそっくりです。
第2位 ヒミコ（古代神殿）
ヒミコと古代神殿について
・トキオミ教授曰く「女神は神殿であり、神殿は女神だった（女神経典4より）」と言及され、
女神アシュタレト・オリジンは原始宇宙そのものです。
ここから、神殿＝女神＝銀河と考えることができ、神殿＝銀河です。
130億光年遠くにある銀河サイズの星団である天体ヒミコは原始銀河と評されるため、古代神殿に相応しいです。
ヒミコは我々の住む銀河の半分ほどの直径を持ち、宇宙誕生初期の130億年前の姿を我々に伝えており、名前の由来もかつて存在した邪馬台国の女王「卑弥呼」から来ています。
人類はヒミコを観察、研究することで原始宇宙や宇宙の誕生の謎について迫れるのではないでしょうか。
とはいえ、宇宙の誕生に迫る際には、どうか銀河規模の女神だけは起こさないように注意していただきたいですね。
第3位 青色はぐれ星（秘匿要塞デスチェイテ）
青色はぐれ星と秘匿要塞デスチェイテについて
・チェイテ城と言えば、「血の伯爵夫人」と評されたエリザベート・バートリーの城であり、吸血鬼の逸話が残る地なのですが、青色はぐれ星も己の若さのために近くの星からエネルギーを奪っている宇宙の吸血鬼星です。
同時期にできた星々が年老いて赤く光るなかで、青色はぐれ星は若さの証である青白い輝きを保っており、100億年は生き続けているそうです。
黄色はぐれ星や赤色はぐれ星というのも存在しており、これは青色はぐれ星から派生したものと考えられています。
バリエーションが増えるという性質はまさにエリザの象徴と言えます。
第4位 土星の衛星タイタン（ビック・ブルー・タンク）
タイタンとビック・ブルー・タンクについて
・ビック・ブルー・タンクの特産品である液化ガスがタイタンにもあり、豊富なメタンやエタンが湖や海のようにタイタンの地表に広がっています。
・タイタンの気温は-179.2 ℃であり、0℃を大きく下回るためビック・ブルー・タンクのようにガッテムコールドな気候かつ地表が氷でできています。
タイタンの気候や液化した資源がある点などがビック・ブルー・タンクと共通しており、アルトリウムは採取できませんが氷の地殻の下には海が存在しているという説もあり、そこには未知の生命がいるのではないかと言われています。
第5位 小惑星帯（アビス・サルガッソー）
画像引用：宇宙情報センター サイトより
小惑星帯とアビス・サルガッソーについて
・アビス・サルガッソーは岩石群が一本の道のようになっており、現実では火星と木星の間にある小惑星帯が環状に岩石の道を形成しています。
・アビス・サルガッソーではタマモキャットのいたデブリ帯が古代遺跡と評されていましたが、小惑星帯にも「45億年前の原始惑星の生き残り」と考えられている準惑星ケレスがあり、古代の星があるという共通点があります。
準惑星ケレスの地下にはかつて海が存在していたという推測もされており、キャット風味な地球外生命体の怨霊が居ないとも限りません。
訪れる際には怨霊を鎮めるられるような美味しいものを用意していきましょう。
おすすめはカレーです。
第6位 金星（流浪惑星アルトン）
金星と流浪惑星アルトンについて
・アステカ神話において金星はケツァルコアトルが姿を変えたものと言われ、そのケツァルコアトルが流浪惑星アルトンに登場するので、アルトンと金星は無関係ではないことがわかります。
・また、ケツァルコアトルは古代ナワトル語にて「羽毛のある蛇」の意味を持ち、アルトンのエネミーにて「羽毛のある蛇」とも言えるマハーナーガ系エネミーが出てきますので、やはりアルトンはケツァルコアトルとの縁が強い星（＝金星）であると考えられます。
アルトンは球状ではなく三日月型をしておりますが、これはおそらくケツァルコアトル（サンタ）のプレゼント袋にでも詰めてあるのでしょう。
第7位 土星（修行惑星ケルトント）
土星と修行惑星ケルトントについて
・ケルトントの星の周りの環は色合いや形が土星の環とそっくりであり、他の環を持つ星と比べても一番似ています。
土星はガス惑星なので地面が無く、修行するとしたら氷でできた環の上しかありません。
環を形作る氷は塵サイズのものから数メートルの塊まで様々な大きさのものがあり、なおかつ氷ゆえに滑りますから、環の足場はかなり不安定と考えて良いでしょう。
土星の環にある氷は少しずつ土星自体に引かれて減少しつつあり、1億年以内に環自体が無くなってしまうそうですので修行場にする場合は1億年以内がおすすめです。
スカサハ師匠、ケルト式鍛錬の局地戦プログラムとしていかがでしょう？
第8位 シリウス（ゼンジョー）
シリウスとゼンジョーについて
・シリウスはハワイにて「天国の女王」と言われ、ゼンジョーには名門女王女学院（クイーンズ）があるため、どちらも「女王」のワードに縁があります。
シリウスは冬の空で青く輝いている星ですが、古代ローマから近代に至るまで学者によって報告される星の色が赤色だったり青色だったりと食い違っており、色についての論争が起きていました。
さながら女王女学院のトップ争いをしていたレッドデボーとブルービルドの2色の争いを象徴しているかのようですね。
第9位 地球（グリーン・キッチン）
※グリーン・キッチンは星ではなく人工的に作られたスペースコロニーと思われますが、主人公たちが訪れた重要ポイントなので取り上げます。
地球とグリーン・キッチンについて
・グリーン・キッチンには食物と成りうる動物が豊富に生息しており、自然が豊かな環境ですので、宇宙広しと言えど、この条件に該当する天体は現在までに確認されている星の中で地球のみです。
グリーン・キッチンには料亭があり、料亭が存在する星は地球しかありません。
ちなみに、ガンダムなどのSF作品ではスペースコロニーはラグランジュ点という天体と天体の間で釣り合いの取れる安定した場所に作られているので、グリーン・キッチンのある場所もケルトントやカリブー、アルトンを考慮したラグランジュ点なのかもしれませんね。
第10位 GJ1214b（幻想惑星カリブー）
GJ1214bと幻想惑星カリブーについて
・カリブーには海賊である黒ひげとバーソロミューが居ますので、海のある星だと推測でき、GJ1214bは地球以上に広大な海が広がる星なので、海賊である彼らが居てもおかしくない星です。
GJ1214bは海しか無い星であり、幻想惑星カリブーは作中の戦闘背景にて植物や山が確認でき、一見まったく違う星に見えますが大丈夫です。
幻想惑星なので植物も山も幻想です。あるのは海です。海だけです。
もしかしたら海の底に目隠れ生命体がいるかもしれませんし、やったねバーソロミュー。
最後に
以上、セイバーウォーズ2に出てくる天体を現実で発見されている天体で探してきました。
星を調べてみると、創作物かな？と思えるようなトンデモな星がわりと多くあり、是非面白いので「宇宙 変な星」で検索してみてはいかがでしょう。
2019年も終わりが近づき、年末年始のFGOの動向が気になります。
今のところ年末特番は発表されていないようですが、今年はどうなるのでしょうね。
2部新章とか千子村正とか、いろいろ期待しちゃいますが、大事なことはただ一つです。
聖晶石（いし）の貯蔵は十分か
慢心ダメ、ゼッタイを心得て2020年を迎えましょう。
