【令和の争点】働き続ける 「日本型雇用」代わる応えは 定年まで同じ会社「制度もたない」

     
     

東京都でマーケティング会社を経営する信太明(しだ・あきら)さん(50)の朝は、スポーツクラブで汗を流すことから始まる。1年の約3分の1は海外。何より大切なのは健康の維持だという。約20年前に起業し、会社を成長させてきたが、常々、考えてきたことがある。

「会社がもうからないと多数の従業員は抱えきれない。ただただ、従業員を雇用し続ければいいという日本型の終身雇用は、もう立ちゆかなくなっている」
信太さんが早大政治経済学部を卒業し、社会人になった平成4年は、就職の「売り手市場」だった。都市銀行、大手商社…「一流」と呼ばれる企業から周囲が次々と内定をもらうなか、信太さんは数年前の疑獄事件でその名を知られた広告大手、リクルートにあえて入社した。
大学時代からアルバイトしていたという経緯もあったが、何より「営業力をつけて30歳までに起業しよう」という目標があった。…

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