現代人のストレスの軽減に?「心を癒やす、しっぽクッション」

     
     

2019年4月、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を企業理念とし、コミュニケーションロボットの開発・販売を行っているロボティクスベンチャーのユカイ工学と株式会社博報堂との共同で、2018年11月に発売となった“しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」(クーボ)によるストレス軽減効果検証実験を実施し、【ストレス軽減効果を確認】したと発表された。

PRTIMESより:(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000015618.html)

ストレス社会


大都市での生活はストレスが溜まりやすいと言われいる。密集したビル、進捗率の上がらないプロジェクト、責任、プレッシャーなどを感じることも多い。そんな現代人は、常に癒やしを求めているのだ。

ペットは愛らしい見た目と振る舞いで、私達の心を和ませてくれるが、現実的になかなか飼えなかったり、飼える環境が無かったりするのがほとんどだろう。
それでも、「モフモフ」を家に迎え入れたいと持ったことがあるのではないだろうか。

Qoobo(クーボ)

まるで本物の動物のように、優しく撫でれば優しくふわふわと、沢山撫でると元気にブンブンと、時には気まぐれにしっぽを振ってくれる癒やしのセラピーロボットだ。
音声認識や、AIロボットが全盛期の今、あえて音声や表情を省いてしっぽの動作だけで我々を癒やすといった、とてもユニークかつ珍しいくコンセプトが特徴となっている。

「毎日の生活に癒やしを求める人や、ペットを飼いたくても飼えない人に使ってもらいたい」との考えだ。

現在までの「Qoobo」の出荷台数は1万匹を超えており、ユカイ工学が実施した調査によれば、年齢・性別が偏らずにバランスよく様々な層のユーザーのニーズがあることがわかっている。
また、Amazon通販サイトや、他サイトのレビューを見てみると、「動物アレルギーだからペットが飼えなかったので、アレルギーの心配の無いQooboを購入した」とのコメントも多く見かける。

ユカイ工学は癒やしを与えたい。

ユカイ工学は、「ストレス社会と言われる現代。特に新しい環境や周囲の変化が多い新生活の時期は、通常以上のストレスがかかり、ネガティブな気分に陥りがちです。そんな時、撫でるとしっぽを振って反応を示してくれるQooboを触ることで、ペットセラピーのような人の心に癒しを与える存在として、ストレス軽減に寄与できればと考えています。」と語っている。

動物のしっぽというユニークな着眼点で開発された「Qoobo」だが、ユカイ工学が今後どのような製品を開発していくのか、期待したいと思う。

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